分与請求は離婚後2年が期限

離婚をすることになった場合、夫婦で築き上げた財産は、公平に分与する必要があります。
その築き上げた財産が大きかったり、長い期間結婚生活を送ってきている夫婦であったりすると、
より財産分与に関する話し合いが長引いてしまう可能性があります。

話し合いが長引いている場合、注意しなくてはならないのが、財産分与の請求することができる期限というのは
離婚成立から2年間であるということです。

財産分与の話し合いが完了してから離婚手続きをするという場合なら良いのですが、
すでに離婚が成立してしまっている間は、2年以内に完了しなければならないということになります。

また、離婚時にお互いに感情的になってしまい、財産分与をすることなく離婚してしまうというケースも少なくないようです。
そういった方も、2年以内であれば請求をする権利を持っているのですが、2年以上経ってしまうと請求ができなくなり、
どうしようもなくなってしまうのです。

もしも請求をしたいと考えているのであれば、一刻も早く行動を起こすことをオススメします。
離婚後であっても、調停で財産分与を求めること自体はできるのですが、
相手側が「2年経過しているから分与はしない」と言えばそこでお終いです。
分与の金額が減らされてしまったとしても文句を言うことができません。

自分の浮気などの不貞行為が原因となって離婚をした場合でも、財産分与をする権利はあるとされています。
特に浮気などが原因の場合は、お互いに感情的になってしまって財産分与の話し合いができずに離婚をしてしまったりします。
自分が悪いという後ろめたさから財産分与の請求ができなかったという人も多いようです。

そんな人でも2年以内ならば財産分与を請求できるわけなのですが、
気をつけなくてはならないのが慰謝料の請求は3年以内と、財産分与よりも1年長くなっているということです。

財産分与をしてもらおうと思って、元パートナーのところへ請求に行ったところ、
反対に浮気による慰謝料を請求されてしまった、かえって損をしてしまったということにもなりかねません。
ですから、お金の話し合いというのは、基本的に離婚手続きの前に済ませてしまうようにしたほうが、
手間も精神的苦痛も被らなくてすむため、オススメです。