後で揉めないために・・・

財産分与の話し合いというのは、離婚の話し合いの中でも揉めることが多いものです。
お金や今後の生活に関わってくるものですから、双方ともに「もっと欲しい」と思っていることが多いため、衝突することが多いのです。

特に財産が多く貯まっていることの多い熟年夫婦による離婚は、不動産だけでなく夫の退職金や保険金なども絡んでくるため、
より複雑になることが多いようです。
後々揉めたりトラブルにならないためにも、財産分与の話し合いはしっかりと行っておくことが重要です。

離婚する予定の夫婦同士がお金のことで話し合うということは、
非常に精神的に辛いことだとは思いますが、後で引きずってトラブルになるよりはマシだと思います。
また、家庭裁判所の離婚調停でも財産分与を依頼することもできますから、相手と話し合いができないという場合は、
そちらを利用することも考えましょう。

難しいことかもしれませんが、財産分与のときは互いに寛大な気持ちで話し合いに臨むことが大切です。
片方が寛大な気持ちで臨めば、もう片方も同じように気持ちを落ち着けて話し合いに応じてくれるようになるのではないでしょうか。
離婚後も、子供のことで相談がしあえるような関係を維持することができたらベストですね。

そして、夫婦の財産がどれくらいあるのかということを、互いに隠さずに出すということも重要なことです。
隠し財産を持っていて、後からバレてトラブルになると更に泥沼にハマってしまいますから、誠実な気持ちで臨むようにしましょう。

財産分与の割合は、最も悩まれる点であるかと思いますが、その中で特に女性が不満を持つ点が、
「専業主婦だから貢献度が低い」と言われるところです。
確かに財産を築き上げるために会社で働いたのは夫ですが、そんな夫を影で支えてきたのは配偶者である妻であったはずです。
ですから、専業主婦も労働のうちだと考慮して話し合うと、揉めることが少なく話し合いを進めることができるのではないでしょうか。

財産分与の方法や金額などが決定したら、公正証書に記すことが大切です。
あとから「そんなこと言ったっけ?」なんてことにならないためにも、口約束では無く、
しっかりと文章にして残しておくようにすることが、後々のトラブルをグッと少なくしてくれる秘訣です。